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建売住宅と注文住宅を費用・設備・満足度で徹底比較!

住宅の購入は、一生に一度の大イベントですから、「建売住宅」と「注文住宅」のどちらを選ぶか、非常に迷うところだと思います。

選択肢を誤れば、「こんなはずじゃなかった……!」と後悔する事態になりかねません。

そこで今回は、建売住宅と注文住宅を「費用」「設備」「満足度」で比較していきたいと思います。

ぜひこちらの情報を参考に、後悔しない住宅選びをしてください。

日本の住宅工法を知ることが住宅購入の第一歩

住宅の購入といっても、どんな家を選べばいいか迷ってしまいますよね。家を選ぶには構造の違いを知ることが重要なポイントです。日本にはおもに4つの住宅工法があるので、それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

木造軸組工法(従来工法)

日本一戸建て注文住宅で最も多く採用されている工法です。木材を使って、建物の土台や柱、梁(はり)、桁(けた)などの軸材を組んで骨組みをつくります。地震や風圧に対する性能は、補強材を入れた筋違(すじかい)が担うのが特徴です。

木造軸組工法のメリット

  • 構造上の制約が少なく、狭い敷地や立地でも柔軟に設計できる
  • 窓などの開口部や間取りなど自由な設計が叶えやすい
  • 2000年の建築基準法改正により、耐震性能が向上
  • 内装や構造材の種類が多く、比較的コストが安い

木造軸組工法のデメリット

  • 施工技術に熟練を必要とするので、工務店や大工さんによって仕上がりがバラつきやすい
  • 自由度は高いものの無理な間取り設計をすると、屋根の形が難しくなり雨漏りする可能性が出る
  • 床下や屋根裏の湿気・シロアリ対策が必要

2×4工法(ツーバイフォー工法)

北米の注文住宅に多く採用されている工法で、4面の壁と床・6面の天井で支えます。2インチ×4インチの部材を使って枠組みをして、合板などでつくられた壁で建物を支えることから「枠組み壁工法」とも呼ばれる工法です。

2×4工法(ツーバイフォー工法)のメリット

  • 「木造軸組工法」と比較すると、1.5〜2倍ほどの耐震性を持つ
  • 工法が標準化されていて、工務店や大工さんの熟練度に影響されない
  • 頑丈で地震に強く、高気密で遮音性・耐熱性にも優れている
  • 部材は既製品のもので、マニュアルに基づき施工するため工期が短い

2×4工法(ツーバイフォー工法)のデメリット

  • 面で建物を支える構造となっているため、大きな開口部は設けにくい
  • 「木造軸組工法」と同じくシロアリ対策が必要
  • 将来的にリフォームする際には間取りを変更しにくい

鉄骨軸組工法(軽量鉄骨造)

鉄骨の部材を使って建物を支える構造で、柱や梁などには厚さ6mm以下の鋼材が使われています。「木材軸組み工法」で構造体となる柱や梁などを軽量鉄骨に置き換えた工法です。

鉄骨軸組工法(軽量鉄骨造)のメリット

  • 工場生産されている部材を使うので品質が安定している
  • 耐震性や耐久性、耐火性にも優れている
  • 基礎工事が木造住宅と同じ程度なので、工期が短い

鉄骨軸組工法(軽量鉄骨造)のデメリット

  • 規格化されているため、デザインの自由度が低い
  • 防音性に劣り、大きな空間の間取りには向かない
  • 湿気や結露による錆びが耐久性に影響するので防錆対策が必要

鉄筋コンクリート構造(RC造)

鉄筋を組んで型枠で囲み、コンクリートを流し込んで柱や梁・壁、床をつくる工法です。強度の高い鉄筋と、鉄筋を固定するコンクリートを一体化させて建物を支えるため、強度が高く寿命は50~100年といわれています。

鉄筋コンクリート構造(RC造)のメリット

  • 耐久性、耐火性、耐震性に優れた構造
  • いろいろな形に対応できるので好みのデザインの住宅がつくれる
  • 空間を広く取ったり、重厚感のある建物にしたり自由度が高い

鉄筋コンクリート構造(RC造)のデメリット

  • 鉄筋や枠型工事を伴うため、建築費が高めで工期が長くかかる
  • コンクリートのため、夏は暑く冬は寒くなりやすい
  • 重量があり、地盤が弱い場合は改良が必要

費用を比較!建売住宅より注文住宅が高くなるとは限らない

建売住宅と注文住宅は、同じ一戸建てでも家づくりの方法、そして価格も異なります。

セットで購入する建売とオーダーメイドで建てる注文住宅

不動産会社から提供された家を土地とセットで購入するのが「建売住宅」です。この方式は建物が完成していようがしていまいが変わりなく、言ってしまえば買い手の意見を反映することは一切できません。

一方、土地を購入してオーダーメイドの家を建てるのが「注文住宅」です。オーダーメイドですから、買い手の思うままに家を建てられると言っても良いでしょう。

注文住宅の方が高額になるとは限らない

「注文住宅の方が、建売住宅に比べて価格が大幅に高い」というイメージを持っている方は多いかもしれません。しかし、実はそうとも限らないのです。

確かに、分譲地帯などに同じ建物をいくつも建てるのであれば建売住宅の方がコストダウンしやすいですが、一軒ずつ建てるという条件の場合、注文住宅と建売住宅の価格は大差ありません。 建売住宅はもともと価格が決まっているため予算オーバーしにくいというメリットはありますが、注文住宅でも工務店に予め予算を伝えておけば、予算の範囲内に抑えることは可能です。

ちなみに坪単価の相場は、建売住宅が「40~60万円」、注文住宅が「50~70万円」となっています。

設備を比較!建売住宅は自分に合った物件を探すのが大変!?

家づくりにおいて重要なポイントは、10年後、20年後と「将来のイメージをふくらませていくこと」です。両者の設備の違いが、将来どのように影響するのか理解しておきましょう。

建売住宅と注文住宅では「自由度」に違いがある

建売住宅は、建物が完成していなくても間取りや内装、設備に至るまで、すでに決まっている場合がほとんどです。建物が完成していれば実際に目で見られるというメリットはありますが、自分に合った物件を探すのは非常に難しいといえます。

一方、注文住宅はオーダーメイドですから、間取りはもちろん、内装や設備にも買い手の意見を反映させることができます。

注文住宅は将来のリフォームにも対応可能!

高齢者の親と子どもが住む家であれば、バリアフリー化することを考える必要があるでしょう。また、小さな子どもがいる家庭であれば、子ども部屋を作ることも視野に入れなければなりません。そういった将来のリフォームに対応しやすいのは、圧倒的に注文住宅だといえます。

満足度で比較!品質に違いがある建売住宅と注文住宅

建売住宅と注文住宅では、実際に生活を始めてからの満足度にも大きな違いが起きやすいです。その根本には、両者の品質が関係しています。

建売住宅では欠陥をチェックできない

注文住宅では、建材から工法、外観まですべてこだわり抜くことが可能です。また、基礎工事の段階から建築過程を自分の目で確かめることができるため安心です。

しかし、完成済みの建売住宅の場合、隠れた部分(基礎や柱など)をチェックすることができず、万が一欠陥があっても気が付けないというデメリットがあります。いざ住み始めてから後悔するケースが多いのもこれが原因ですね。

注文住宅は工務店の顔が見える

建売住宅は不動産会社の仲介によって購入するものになるため、工務店とのやり取りはほとんどありません。

一方、注文住宅では工務店と打ち合わせの上建築を進めていくので、相互の信頼関係を築きやすいといえます。アフターサービスが充実している所も多く、建物そのものに対しても、工務店に対しても満足度が高い傾向にあります。

コストダウンを優先して選ぶか、将来的な満足度を第一とするか…注文住宅と建売住宅の違いを理解した上で、どちらの家づくりを選択するかしっかりと考えてみましょう。